実家の母が冷蔵庫からおもむろにクッションを出したので「!??!!!」
絶句してしまいましたが、クッションの形をしたパッケージに入ったフランスのお菓子でした。
あーほんとにびっくりした。
説明書を読むと、
その昔疫病から市民を救うため、シルクのクッションの上にロウソクと金貨を一枚のせた物を献上する約束をした由来から作られたお菓子のようです。
お金と同等に物が貴重だった時代。
お金さえあれば、明日にでも何もかもが手に入るような世の中に、少し疑問を抱いてもよいのでは?
と、マジパンに包まれた甘い甘いガナッシュを噛みしめながら
ほろ苦い顔をしていた今日の午後。
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大切なものは目には見えない
ならば
人は何を見て美しいと感じているのだろう
咲いた花の可憐さか
咲くまでの物語か
地に埋まった根っこの力強さか
いずれにせよ美しいと感じる心は目には見えないのだから、やっぱり
美しいかどうかとか
どこが美しいかより
そう感じる心が大切なのだ
サン・テグジュペリに敬意を
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